少子化問題について、少し思うこと

少子化問題について
思うこと。


「女性の働きにくさが問題!」
と騒がれているが、
僕はそうは思わない。

正確に言うと、
それが本当の理由とは思えない。



ベビーブームの
団塊世代
その子たちの団塊ジュニア世代も

生まれた当時は
今よりもっと、
子どもを育てにくい世の中だったはずだ。

特に女性にとっては。



僕が思うのは、
世の中が、良くも悪くも
「個性を尊重するようになったから」だと思う。


昔はある意味、
マイノリティに冷たかった。

・良い年して結婚しない男=問題ある人
・出産しない女性=女性失格

みたいな、
今なら炎上必至な価値観や偏見があった。


多様な個性を認めるということは、
『マイノリティを認める』
ということ。


・結婚しない生き方 という個性
・同性愛 という個性
・仕事に生きる という個性
・子どもはいらない という個性

マイノリティを
否定することが、
今の時代は難しい。

むしろ、
「生き方にこだわっている」のは
かっこいいこと、、、
とすらする風潮もある。


昔は
「世間と同じことをできるようになって、
 はじめて一人前」
という考え方があった。

だからこそ、
特に何も考えず、
「普通の道」として、
家族を作ってきたのだろう。


保育園をいくつ作っても
補助金がいくら出ても
会社の育児支援がいくらあっても


昔はあって、
今はない、
マイノリティに対する
ある意味『差別』にも似た同調感が
社会にないと、

いろいろな議論はされても、
解決なんてしないんだろう、、、と思う。