家来の美学

周囲に起業して社長となり、
従業員のことを「家来」と例える人がいる。


おそらく言いたいことは、
「所詮は、命を賭けない家来だろ?」と。

安全圏の中で、戦ってるフリしないで、
社長になって勝負してみろよ、、、

どうやら、
そういうことを言いたいらしい



でも、そうだろうか?

社長や主君の能力は
言うまでもなく、重要だ。



ただ、
事を大きく成功に導くのは、
個のチカラではなく、
やはり組織力。


歴史でも現代でも
それは物語っている。



人を重んじ、労いに感謝されるからこそ、
それに報いたい。


それが家来の美学だ。


勘違いして、
リスクを独りで背負っている気になっている
バカ殿と心中など、


人生を賭けるに値しない。